2022年の世相を表す漢字は「戦」。

日本漢字能力検定協会が、全国から募集し、最も選んだ人が多かった「今年の漢字」を清水寺で発表し、森清範（せいはん）貫主が縦1・5メートル、横1・3メートルの和紙に文字を書き上げました。

募集期間は11月1日から12月5日までとなっていて、22万3768票の応募のうち、「戦」は最多の1万804票だったようで、選ばれた理由は、主にロシアのウクライナ侵攻やサッカーワールドカップでの日本代表の試合、そしてMLBの大谷翔平選手の活躍や新型コロナや物価高への対応などだったようで、「戦」が選ばれたのは2001年以来2度目となったようです。

2位は「安」（1万616票）、3位は「楽」（7999票）となり、以降、4位「高」（3779票）5位「争」（3661票）、6位「命」（3512票）、7位「悲」（3465票）、8位「新」（3070票）、9位「変」（3026票）、10位「和」（2751票）となったようです。

1995年から「いいじいちじ」と読む12月12日の「漢字の日」に「今年の漢字」を発表されている「今年の漢字」は今年で28回目になっています。